くろひつじの書物占い

コラム

サイトをつくったきっかけ2013.04.17

自分だけの占いを作りたかった

昔から占いやおまじないは好きで。
自分のオリジナルの占い、というのをずっと作ってみたかったんです。
ただ、いざ作ろう!と思うと、なんだか知っているような占いになってしまって、完成させられずにいました。
占いなんて世の中に溢れているし、自分だけの占いを作るのも今さらかなーと頭の片隅にぼんやりと残したまま、大人になりました。

新しい書物占い本との出会い

相変わらず占いを好きなまま大人になり、数年前に「石井ゆかりさん」を知ります。
星占いで有名な方ですね。
この人の文章がとても心地よくて、出されている本はまだ全部ではないですが買っています。

そうやって買った中で、素敵な本だなぁじゃなくて「あ、いいな」と羨ましくなった本があります。
青い鳥の本」です。
ビブリオマンシー(書物占い)の手法を取った占い本ですが、書かれているのは「元気になる言葉」達。
普通の本としても読めるし、書物占いとしても使える本。
これを知った時は「その手があったかー!」と膝を打ちました。

私の中で書物占いというと、鏡リュウジさんが翻訳している魔法の杖のイメージがあったので、占いに関係のない、まるで詩集のような文章でも占いの役割をもつのか、と衝撃でした。
ビブリオマンシー自体が好きな本をなんとなく開いて読む、というものなのだから、それでもいいのか、と納得しました。

オリジナルの書物占いを作ろう!

私は普段から「自己満足と人助けを兼ねたwebサービス」を作るのが趣味です。
また新しくwebサービスを作ろう、と考えたとき、私の文章を読んで「元気になったり優しい気持ちになれた」といった感想をいただいていたことを思い出し、詩や占いの知識を使って文章を書いて、自分だけの書物占いを作ろう!と思いついたのです。

詩を多めに、魔法の杖に倣って占いに基づいた答えに言葉を添えて、この「くろひつじの書物占い」はできました。

まだまだページ数が少ないので、昔やっていたテキストサイト「The-Ark」の詩のカテゴリから引用したりしようかな、とも考えています。